ウェブサイト管理者やブログ運営者など、自分が管理しているサイトのパフォーマンスをGoogleアナリティクスを活用している方はたくさんいらっしゃいますよね。現時点までの様々なデータから傾向を把握して、さらにユーザを拡大するための対策を検討するためにGoogleアナリティクスはとても役に立つツールです。
ところで、「あれれ?アクセス数が激減している!」、「データが何かおかしい」、「画面が表示されない…」と焦ったことはありませんか?
そんな時は、アナリティクスを含むGoogleサービスの最新障害情報を確認できるウェブページ「Google Workspace ステータス ダッシュボード」を確認してみましょう!
Googleサービスの最新障害情報を確認できるウェブページ「Google Workspace ステータス ダッシュボード」
Google Workspace ステータス ダッシュボードとは
Google Workspace ステータス ダッシュボードは、Googleが提供するサービスについて、過去2か月間の障害情報を確認できるウェブページです。
Google Workspace ステータス ダッシュボードは、 Google Workspace を使用している組織向けのサービスと一般ユーザー向けサービスの障害情報が公開しています。
基本的に、なにがしかの理由でサービスが停止している問題ものはGoogle Workspace ステータスダッシュボードに表示されます。
また、予期しない動作が常に再現されるケースや世界的規模で問題が発生していて数多くのサポートケースが生成されている問題も Google Workspace ステータス ダッシュボードに表示されます。
しかし、一時的な不具合や影響が大きくないと判断された問題はGoogle Workspace ステータス ダッシュボードには表示されない場合もあるということは認識しておきましょう。
Google Workspace ステータス ダッシュボードで確認できるGoogleサービス
先にも書いた通り、このページで紹介するGoogleの障害情報の名称は、「Google Workspace ステータス ダッシュボード」ではありますが、一般ユーザ向けサービスとGoogle Workspace サービスレベル契約の対象外のサービスの一部のステータスも確認できます。
現在のステータスを確認できるGoogleサービス一覧
GmailやGoogleドライブ、アナリティクスなど一般ユーザの利用頻度が高いGoogleサービスの障害情報も確認できます♪
一般ユーザー向けサービスと Google Workspace を使用している組織向けのサービス 18項目
- Gmail
- Google カレンダー
- Google ドライブ
- Google ドキュメント
- Google スプレッドシート
- Google スライド
- Google サイト
- Google グループ
- 従来のハングアウト
- Google Chat
- Google Meet
- Google Vault
- Currents
- Google フォーム
- Google Cloud Search
- Google Keep
- Google ToDo リスト
- Google Voice
Google Workspace サービスレベル契約、Cloud Identity サービスレベル契約、技術サポート サービス ガイドラインの対象のサービス 1項目
- 管理コンソール
Google Workspace サービスレベル契約の対象外のサービス
- Google Analytics
- App Maker
- Google マップ
- Blogger
- Google Sync for Mobile
- Classroom
Google Workspace ステータス ダッシュボードの見方
Google Workspace ステータス ダッシュボード を見てみましょう。
各サービスの名称の前に、グリーンの丸は現状正常稼働していることを示しています。
各カテゴリー右下の「<<前 次>>」のリンクで表示する期間を変更できます。
障害が発生した場合の表示と障害の内容の確認方法
障害が発生すると、その項目の日付欄にインジケーターが表示されます。
すぐに解消した障害は●で、解消までに複数日を要した障害は線で示されます。
障害発生を示す丸または線をクリックすると障害がいつ発生し、いつ解消したかが一覧表示されます。
障害の発生日時は各国のローカルタイム(日本なら日本時間)で表示されるのでわかりやすいですね。
追加情報は、「説明」のリンクをクリックすれば得ることができます。
下の例では、2021年2月18日にGoogleアナリティクスへアクセスできない問題の発生を検知したこと、翌日午前7時48分にはアクセスできない問題の根本的な原因を解明しアクセス不可問題は解消したものの一部のプロパティには引き続き障害が残っていること、そして、同日午後3時半にはすべてのプロパティへのアクセスが回復し二次的影響の可能性を調査中であることが記載されています。
以上 アナリティクスを含むGoogleサービスの障害情報を確認できるGoogle Workspace ステータス ダッシュボードのご紹介でした。
ご参考になれば幸いです♪