なにがしかの理由で新しいGmailアカウントを取得し、以前のGmailからすべてのメールと連絡先を新しいアカウントにインポートするカンタンな方法です。
メールサービスを変えても過去データは残しておきたいと思った時には超便利なので、備忘もかねて。
このやり方で「インポートできなかった」と聞いたことはありません。
もしできなかった方がいたら、その理由を知りたいのでメッセージください。
ShuttleCloud Migration
ShuttleCloud Migrationは、スペインのShuttleCloud Corp.が提供するメール移行サービスです。
G Suiteや個人アカウントのメールを別のGmailアカウントに移行することができます。
YahooやOutlook、AOLなどの個人アカウントから自分のGoogleアカウントやG Suiteに移行できます。
有料サービスなので、詳細は、ShuttleCloud Migrationを確認してください。
無料で使えるGmail ShuttleCloud Migrationのメリット
- Gmailの「設定」から無料で使える
- 過去のメールをすべて別アカウントにインポートできる
- インポートされたメールには元のアカウントで設定された「ラベル」がそのまま適用されている
- 設定開始から30日間は毎日新着メールが移行先Gmailアカウントに自動インポートされる(オプション設定)
- 移行前アカウントの「連絡先」もすべて移行先アカウントにインポートされる
Gmailのアカウントを移行しなければならない状況になることはめずらしい事態でしょうが…。
Gmail ShuttleCloud Migrationの使い方
1. 移行先Gmailアカウントにログインし、「設定」を開く
移行先のGmailアカウントにログインして、歯車アイコンから「設定」を選択する。
2. 「メッセージと連絡先のインポート」
「アカウントとインポート」から「メッセージと連絡先のインポート」をクリックする。
3. 移行元のメールアカウントを指定し、Gmail ShuttleCloud Migrationを許可する
移行元のアカウントを入力して、[続行]。
注意書きをよく読んで、「続行」。
ポップアップ ウィンドウにリストアップされている移行元アカウントをクリックする。
リストアップされていない場合は、「別のアカウントを使用」を選んで先に進む。
Gmail ShuttleCloud Migrationがアカウントにアクセスすることを[許可]する。
許可の設定が終わると下図のウィンドウに切り替わる。ウィンドウを[x]で閉じる。
4. インポート データを指定して、インポートを開始する
移行元のアカウントからインポートするデータを指定し、[インポート開始]をクリックする。
インポート開始確認画面が表示される。内容をよく読んで、[OK]でウィンドウを閉じる。
「歯車アイコン」>「設定」に戻ると、「インポート中」と表示され、上図の内容と同じメッセージが表示される。
インポートを停止する場合は、この欄の右端に表示されるテキストリンク[停止]をクリックする。
5. 移行先Gmailアカウントには通知が表示される
インポート先のGmail最上部に通知が表示される。
6. 移行元GmailアカウントにはGoogleからの通知メールが送信される
移行元のGmailに、Googleからの通知が送信される。
インポート設定をしていないのに下図のメールを受け取ったら…、すぐに[アクティビティを確認]すること!
悪意のある誰かがメールを盗む前に阻止できたらいいね。