Photoshop:フォトショップで不要な被写体を消すよ!【レタッチの基礎:スポット修復ブラシ】

スポット修復ブラシツールの使い方 Photoshop

カンタンすぎてごめんなさい m(_ _)m

今回は、写真の中の不要なものをポチポチするだけで簡単に消しちゃいましょう。サーファーでにぎわうオーストラリアのビーチから水の中にいる人たちを消してみたいと思います。

ビフォー/アフターは、下図のスライダーを動かしてみてみてくださいね。

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スポット修復ブラシをポチポチするだけ!

スポット修復ブラシは、画像の中の小さなモノを消すために使うツールです。

スポット修復ブラシを選択して、消したい箇所をクリックしたり、消したいエリアが長細い場合その箇所をドラッグしたりするだけで、消せます。

種類は、「コンテンツに応じる」を選択しましょう。

スポット修復ブラシツールとコンテンツに応じるの場所は下図を参考にしてください。

スポット修復ブラシツールとコンテンツに応じるの場所

ちなみに、 Shift + J  を繰り返し押すことで「スポット修復ブラシツール」、「修復ブラシツール」、「パッチツール」、「コンテンツに応じた移動ツール」、「赤目修整ツール」を切り替えることができます。

その他のフォトショップ関連キーボード ショートカット キーの使い方はこちらのページにまとめてあります。

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スポット修復ブラシツールで不要なモノを消す手順

では、具体的な手順を説明します。

元画像(下図)の赤枠の人物だけを残して、その他の水中にいる人たちを消してみます。

スポット修復ブラシツールで一人を残し他の人物を消す

右側のツールバーから「スポット修復ブラシツール」を選択します。

画面上部にある種類は、「コンテンツに応じる」が選択されていることを確認しましょう。

スポット修復ブラシツールを選択する

スポット修復ブラシツールのブラシサイズを変更してワンクリックで消去する

消したい部分の大きさに応じて、ブラシのサイズを変更しましょう。

ポインタを画像の上にのせるとブラシの大きさが〇で示されますので、サイズ調整の参考にしましょう。

スポット修復ブラシツールのブラシサイズを変更する

ポインタで表示される〇の中に消去したいモノを囲んで、不要な被写体をワンクリックで消去できます。

ただし、ブラシのサイズを大きくしすぎると修復が不自然な仕上がりになってしまうので、ブラシのサイズはいろいろと試してみることをおすすめします。

試してみて不自然な仕上がりになってしまったら、 Ctrl + z  を押せば直前のステップに戻れます。

イレギュラーなカタチのモノを消去するなら、クリック&ドラッグで

上にも書いたように、ブラシサイズが大きすぎると被写体消去後の仕上がりが不自然になってしまうことがあります。

なかなか思い通りにならないなぁと思ったらクリック&ドラッグで消したい被写体を選択してみましょう。

クリック&ドラッグすると、選択された部分はグレーでマークされます(下図参照)。

スポット修復ブラシツールでイレギュラーなカタチを消去する

マウスのクリックをリリースする(クリックをやめる)と選択されたエリアの被写体が消去されます。

前にも書きましたが、消去後の仕上がりに満足がいかなければ、 Ctrl + z  でひとつ前のステップに戻ってやり直しましょう。

一度に消してしまおうとせず、何回かに分けて消していくのが自然な仕上がりのためのコツです。

スポット修復ブラシツールで不要なモノを消去した結果がこれ

思い通りにひとりのサーファーだけを残して他の人たちを消すことができました。

スポット修復ブラシツールで不要なモノを消去した結果がこれ

試してみてください。

余談ですが、Photoshopの「スポット修復ブラシ」って、英語で「Spot Healing Brush」というんですね。スポット ヒーリング ブラシ。日本語でヒーリングというと精神的・肉体的癒しというニュアンスが強いですが、healing の意味は「治療、治癒、回復」です。スポット ヒーリング ブラシは部分的に回復するブラシって意味合いなのでしょうね。

以上 ご参考になれば幸いです♪

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