DVD Stylerのメニュー背景画像を自分で作ってオリジナル感をアップしましょう!
今回はその手順を説明しますね。
DVD Stylerのメニュー背景画像を作成する方法
メニュー用に使う背景画像の幅は、縦横比(アスペクト比)が4:3の場合も16:9の場合も、スクリーン幅960px以上で作成するのが良いと思います。あまり小さいと、再生したときにボケてしまうので。
このことを念頭においていただいて、DVD Stylerのメニュー画面の背景画像を作成しましょう。
作成方法は、3通り。どの方法を採用するかはお好みで♪
- 元動画の一部を切り出す
- パワポで作成する
- フォトショやイラレ、その他の描画ソフトで作成する
元動画の一部を静止画として切り出す方法
もちろん、Adobe Premiere Proなどの動画編集ソフトを使っても動画から静止画を切り出すことができますが、Windows10の標準搭載アプリ「フォト」を使って動画の一部を.jpg画像として切り出すことができます。
元動画が保存されているフォルダを開き、ファイルを右クリックしてメニューを展開し、「プログラムから開く」>「フォト」を選択しましょう。
「フォト」で動画が再生されますので、画面下のスライダーで切り出したいシーンまで移動し、画面右上の「編集と作成」を展開して「写真の保存」を選択します。
(選んだシーン上または余白部分で右クリックしても「写真の保存」を選択できます。)
次に、画面右上に表示される「写真の保存」をクリックしましょう。
保存先フォルダを指定するウィンドウが表示されますので、保存先を適宜選択し[保存]します。
元動画から切り出した静止画(.jpg)ですので、縦横比(アスペクト比=画像の縦横比)は気にする必要はないです。
また、メニューの背景画像として使う静止画ですので、メニュー文字の邪魔にならないように、少し画像をぼかすなどの加工を加えてもよいかもしれません。これも、お好みで。
PowerPointから.jpg出力する
PowerPointはデザインのバリエーションが比較的多く、写真を貼り付けたりカンタンな加工もしやすいですよね。
しかも、PowerPointスライドのアスペクト比は、4:3か16:9のどちらかを選択できるのが何よりも便利な点だと思います。
DVDメニューの背景画像になるので、「すべて再生」や「チャプター」などの文字をPowerPointのスライドに入力する必要はありません。これらの文字要素は、DVD Stylerで配置します。
PowerPointで作成する背景画像に文字要素を配置するなら、デザイン要素としてDVDメニューの邪魔にならないように配慮するのが良いです。
デザインを使用せずに白紙のスライドに思い出の写真を配置してもよいかもしれませんね。
PowerPointのスライドの縦横比(アスペクト比)を選択する方法
メニュー用背景画像は、元画像の縦横比(アスペクト比)にあわせて作成しましょう。
「デザイン」タブを開き、右上の「スライドのサイズ」を展開し、標準(4:3)またはワイド画面(16:9)のいずれかを選択します。
PowerPointのスライドを.jpgで書き出す方法
PowerPointのスライドは、直接.jpgに出力できます。
その手順は、以下の通りです。
①画像にしたいスライドを表示します。
②「ファイル」→「エクスポート」をクリックします。
③「ファイルの種類の変更」をクリックします。
④「JPEGファイル交換形式」→「名前をつけて保存」をクリックします。
ちなみに、PowerPointから出力したサイズは以下の通りです。
16:9 1280x720 px
4:3 960x720 px
DVD Stylerのメニュー用背景画像を作るにはぴったりですね。
フォトショップやイラストレーターを使って画像を作成する
作成する画像のサイズと、DVDメニューの要素を邪魔しないデザインに仕上げることに配慮して、自由なデザインを作成してください♪
参考サイズ
縦横比(アスペクト比) 16:9
最小目安 960 x 540px 最大目安 1920 x 1080px
縦横比(アスペクト比) 4:3
最小目安 960 x 720px 最大目安 1920 x 1440px
以上 DVD Stylerのメニュー用背景画像をオリジナルで作成する方法の説明でした。
ご参考になれば幸いです♪
次のステップ「動画のチャプター設定からDVD焼き付けまで」は、こちらをご参考になさってください。
その他のステップもご参考に!